映画「ヘルケバブ 悪魔の肉肉パーティ」を観て来るべきケバブ達との戦いに備えろ

近年日本でもポピュラーな食べ物となったケバブだが、ヤツらの真の目的が食べられることではないのだと、お前も薄々感じているだろう。

あいつらは串に突き刺され幾重にも重なり大きな塊となって回転しつつ焼かれ削ぎ落とされながら機を窺っている。日本人がケバブに溺れ、戦い方を忘れる、その時を。

残念な事に、ほとんどの日本人は既に忘れてしまっている。このままではケバブに侵略されるのも時間の問題だ。

「ヘルケバブ 悪魔の肉肉パーティ」はケバブとの戦い方を学ぶのに最も適した映画と言える。

今すぐこれを観てケバブとの戦いに備えろ。

 

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「ヘルケバブ 悪魔の肉肉パーティ」のあらすじ

 

アンカラに住むトルコ人の青年アリはケバブが大好物だ。

いつものように駅前の屋台でケバブサンドを買おうとするが

馴染みの店主であるハサンの姿が見えない。ドネルケバブだけが静かに回転していたのだ。

不思議に思ったアリだったがとにかくケバブが食べたいので、少し離れた屋台へ向かう。しかしそこでも店主の姿は見えない。

と、その時である。数件先のケバブ屋台から女性の悲鳴が聞こえてきた。

急いで駆けつけたアリは信じられない光景を目の当たりにする。

手足のような者が生えたケバブが牙をむき出しにして女性に襲い掛かっていたのだ。

アリは女性を助けようと駆け寄るが、逃げ惑う人々が押し倒した屋台に足を挟まれてしまう。

次の瞬間、女性は下半身だけとなった。血と肉汁に塗れたケバブはアリを捉え、ゆっくりと迫ってくる。

必死にもがくアリだったが屋台はびくともしない。ケバブがアリに手を伸ばした、その時、屋台が動いた。

間一髪のところでアリを救ったのは親友のヌルザーンだった。

アリはヌルザーンと共に走って街の中心部へと向かったが、そこには地獄が待ち構えていた。

街は無数の殺人ケバブ達により占拠されていたのだ。香ばしい肉の香りと生々しい血の臭いが街を包み込んでいた。

ここから2人とケバブ達との壮絶な戦いが始まる。

 

あらすじ おわり

 

 

「ヘルケバブ 悪魔の肉肉パーティ」

このタイトルから誰もが上に書いたような映画を想像するだろう。

面倒くさいので結論から言うと、そんなもの存在しない。

人を食うケバブも、そいつらと戦う青年も、馴染みの屋台も、全部ウソだ。

本当なのは「ヘルケバブ 悪魔の肉肉パーティ」というふざけたタイトルと「野菜の次、おまえ!」というイカれたキャッチコピーだけだ。

俺はこの映画を観て本当にがっかりした。

簡単にあらすじを教えてやる。よく聞けよ。

動物で童貞を捨てるとかオカマを抱いたとか卑猥なお話が大好きな5人の警官がレストランで食事をしているシーンから始まる。

無線で救援を求められ現場に向かうが、道中で謎の男を轢いて車は池に落ちてしまう。

車も無線も使えないから地元の人間に現場まで案内させると、昔警察署だったという妖しい建物に到着する。中には壁に頭を打ち付ける警官がいるが全く話が通じない。

奥に進み階段を降りるとそこには宙吊りにされた死体や狂ったように人肉を貪り食う人間がいた。

そいつらに捕まった警官たちは柱に縛り付けられ、フードを被った偉そうな男に「心を解放しろ」だの「目覚めろ」だの言われながら眼をくり抜かれたり、腸を引っ張り出されたり、喉を引き裂かれたりする。ヤバイ宗教の儀式だ。

そんな痛々しい映像と、警官2人がレストランで会話している映像が交互に映し出され

どちらが現実でどちらが夢なのか、わからなくなる。

大体そんな映画だ。

大量に現れる意味ありげなカエルや、随所に挟み込まれるレストランでの会話シーン等ミステリアスな雰囲気があり惹き込まれる映画ではあるが、ケバブ要素は宙吊りにされた死体以外何もない。(もしかしてレストランで調理していたのがケバブなのか・・・?)

こんな映画ではケバブとの戦い方は学べないので、残念ながら日本はケバブからの侵略を防ぐ事はできないだろう。

むしろその方が幸せなのかもしれない。

 

余談だが、こんな映画でも面白いところはある。

それは「野菜のつぎ、おまえ!」というキャッチコピーだが、これは本来のものではない。

 

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「おいでよ、肉フェス。」だったのだ。

しかし日本で発売された時にある肉フェスで食中毒事件が起きてしまったせいで

「野菜のつぎ、おまえ!」に変更となったようだ。

こんな映画に不謹慎もクソもないだろ。バーカ!

 

 

おわり