少し前に薬莱山を登りました
5月から日頃のトレーニングのモチベーション維持と休日に外で活動できる趣味がほしくて登山をはじめました。
まともな登山なんて小学生のとき合宿でいった栗駒山くらいなもんです。
知識的にも「ヤマノススメ」「岳」「神々の山嶺」などの漫画(のコラ)から得たようなものしかないですね。
あとは「山をなめるな!」のコピペくらいでしょうか。
とりあえず100%ムックシリーズの「登山 for Beginners」という本を買いました。
日帰りからテント泊まで様々なシチュエーションの登山に必要な道具や知識を網羅したムックです。
プロが実際に使っているギアも載っているので大変参考になりました。
このムックによると登山の三種の神器は
・トレッキングシューズ
・レインウエア
だそうです。
バックパックとレインウェアは登山用ではないですが持っているので大丈夫そうです。
トレッキングシューズはサロモンのこちらをAmazonで買いました。
[サロモン] トレッキングシューズ X ULTRA MID 2 GTX L37077000 BLACK/BLACK/ALUMINIUM (BLACK/BLACK/ALUMINIUM/26)
- 出版社/メーカー: SALOMON
- メディア: Shoes
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運良くサイズもピッタリで履き心地も良かったのでラッキーでしたが、普通の人間は実店舗で試し履きしてから買ったほうがいいと思いました。
これで最低限の道具は揃いました。
次にどこに登るかを決めなきゃいけないんですが、探してみると山っていっぱいあるももんですねぇ。
まぁ田舎なので探さなくても山なんて腐るほど視界に入ってくるんですけど…。
とりあえず初めてだし「歩行時間2時間以内」「登山道がわかりやすい」「風呂が近くにある」という条件でいろいろ探してみた結果「薬莱山」にしました。
>薬莱山(やくらいさん)は、宮城県加美郡加美町のほぼ中央、宮城県立自然公園船形連峰[2]に含まれる標高553mの山である。(薬莱山 - Wikipedia)
薬莱山のふもとは「やくらいリゾート」として知られていて温泉ゴルフスキーやガーデンパークなど多彩なレジャーを楽しめるようになってるんですね~。
ということで5月12日早速登ってきました。
天気は快晴、風も程よく絶好の登山日和でした。
ゲレンデわきの長い坂を登ったところにある鳥居をくぐると登山口がありました。
いきなり死刑を宣告された気持ちでした。
登山道は706段の階段で整備されているので迷う事はまずないですね。
標高は低いですが傾斜がキツく、ほぼ階段なのでとにかく足がキツかったです…。
50段ごとに「まだまだだよ~」と語りかけてくるような看板が設置されているし
前をみるとどこまでも階段が続いているし誰もいないしクマ出そうだし足ガクガクだしでだいぶ心にきてました。
多分50回くらい座って休憩したと思います。
「これくらい余裕で登れるでしょw」って気持ちで完全に山をなめなめ状態だったわけですが、思い知らされました…。山ってヤツを…。
汗だくで足ぷるぷるさせながら水がぶ飲みして40分くらい階段を登り続けました。
やっとゴール!!706段登りきりました!!
でもこれ階段のゴールってだけで登頂ってわけじゃないですからね。
ここからまだ登らなきゃいけないんですよね。
でもここから先は傾斜もゆるやかになり階段もないので大分楽でした。
空も見えるようになってきて「そろそろ頂上だな」と気持ちも軽くなりさくさくと進むことができました。
途中怖い顔のお地蔵様がいましたが、ハサミ、なに。なんでハサミ?謎
さぁそして登り始めて50分程。
いよいよ頂上です!!!
いい眺めでした。
頂上で食べるためにカップラーメンを用意していたんですが、疲れて食べる気力がなかったので行動食として持っていたカントリーマアムを2個食べながら休憩。
ただのカントリーマアムも景色と疲れという最高の調味料でとても美味しく感じました。
やっぱり疲れてるときは甘い物ですね!乙女なので頂上でパフェとかめっちゃ食べたい!
10分くらいまったりして下山しました。
話には聞いていましたが、下りのほうが足への負担がすごいですね。
何回転びそうになったことか…。
座ると立ち上がれなくなりそうだったので勢いをつけて20分くらいでパ~~っと降りました。
これにて初登山終了です。
楽しかったし気持ちよくもあったけど、体力不足と下半身の筋力のなさが露呈した結果となりました。
帰りは登山口駐車場から車で3分程のところにある「薬師の湯」で温泉につかり疲れを癒やして帰宅しました~~。
次回は「泉ヶ岳」です。
もう登ったのでそのうち書きたいと思います。